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今までメインのPKMアプリとしてLogseqを愛用していたのですが、最近はコードエディタだけで完結できないかと思い脱Logseqをしていました。
しかしながら2か月ぐらい試した結果Logseqに戻ってきたので、その理由について書いてみます。
脱Logseqした理由
基本的に脱Logseqした理由はアプリを統一したかったのと、vimのキーバインドを使いたかったからです。
Logseqとコードエディタを併用するのは、切り替えもある上にメモリの消費も気になります。
またLogseqはある程度vimライクなキーバインドはあるものの、完璧なvimのキーバインドが使えません。
脱Logseqするためにしたこと
主にLogseqは二つの用途で使っていました。
- 日誌としてメモ(作業ログをとる)
- TODO管理
これをNeovimとVSCodeで置き換えてみました。
どちらもそこそこ使えるレベルにはしたつもりです。
Neovimでの置き換え
日誌としてのメモには、<Leader>jt
というキーでコマンドが割り当てられるようにしました。
このコマンドを使うと新規に日誌用のmdファイルが作られ、存在する場合はそのファイルを編集するようにバッファが開かれます。
TODOについてはtodo-comment.nvimというプラグインを利用して、特定のキーワードを入力したらTODOとして表示されるようにしました。
VSCode(vim)での置き換え
VSCodeでもvimのプラグインを利用しており、vimのキーバインドは元々利用可能です。
日誌についてはVSNotesというプラグインを利用しました。
またTODOについてはtodo-treeというプラグインを利用しました。
戻ってきた理由
一言で言えば、餅は餅屋ということです。
Journal系のアウトライナーとしてLogseqが優秀すぎました。とにかく作業ログをとって後で見返すということをするのにLogseqはやはり最適でそこを上回るあるいは同等のものにすることができませんでした。
書き心地
一番は圧倒的なまでの書き心地です。
Logseqはアウトライナーとして洗練されています。
使ってみるとわかると思いますが、思ったことをズバズバ書いていくのにこのアプリを超えるものはいまだにないです。
自分で手書きで箇条書きをするよりもLogseqで箇条書きする方が全然気持ちいいし早いです。
バックリンク機能
Logseqのバックリンク機能は極めて優秀です。
日誌にリンクをつけて書けば後から全てを日付順で見返すことができます。
これをプラグインとして完全に近づけるのはだいぶ手間がかかりそうだったので正直諦めました。
似たようなものはあれど、日付順に綺麗にソートされて関連した項目がブロックで並ぶのはやはりブロックで管理されているLogseqならではなのかなと思いました。
普通のコードエディタではなかなか難しいかもしれないです。
より高速にメモを取ることができるのではないかという仮説を持っていました。
vimキーバインドがそこまで高速にならなかった。
vimは自体は高速なのですが、唯一の欠点が日本語入力とが微妙という点です。
日誌に書くメモは基本的に日本語で書くので、vimだとそこまで高速化されません。
またfやw、eといった横移動についても英語ほどは機能しません。
縦の移動は便利ではあるものの、アウトライナーに使うにはそこまで速度アップには繋がりませんでした。
Logseqへの回帰
今回はあまり触れませんでしたがTODO管理やプロジェクト管理においても、Logseqのリンク機能を利用することで、非常に便利に作業を進めることができます。Obsidianでも同様のことは可能ですが、書き心地はLogseqの方が優れています。
現状はPKMとしてLogseqでの作業が最も効率的であり、快適であることを再認識しました。
これからもLogseqを中心に、より効果的なワークフローを構築していくつもりです。