目次
TL;DR
npm i
とnpm install
は同じnpm i
はnpm install
の別名(エイリアス)npm add
でもnpm install
と同じ操作ができる
npm i と npm install の違い
npmを使っていて意外と理解していなかったのが、npm i
と npm install
の違いです。パッケージをインストールする際に、色んなドキュメントや記事を参照すると、npm i
と npm install
が混在していることがあります。
あまり意識していなかったのですが、気になったので調べてみました。
結論から言うと、npm i
と npm install
は基本的に同じです。
正しい書き方は、npm install
です。しかし、npm側が別名(エイリアス)として npm i
を用意しているため、npm i
でも同じ操作を行うことができます。
i
の意味としては install
の省略形だと考えられます。
別名(エイリアス)の存在
デフォルトのコマンドは npm install
ですが、実はいくつかの別名が存在します。これらの別名を使うことで、同じインストールの操作を異なる形で行うことができます。公式ドキュメントによれば、以下がその例です。
add
i
in
ins
inst
insta
instal
is
これらの別名を利用することで、例えば npm i
や npm inst
のように短縮形を使うことができます。また、これらの別名は多少のタイプミスがあっても問題なく機能するように設計されています。例えば、npm in
や npm is
なども有効です。
誤字っても大丈夫なので、爆速でコマンドを入力しましょう。
yarnと間違っても大丈夫
npm以外では、Yarnというパッケージマネージャーも広く利用されています。Yarnでは、npm install
の代わりに yarn add
を使用します。別名の一覧を見てみると、add
が存在することがわかります。
つまり、Yarnを普段から使っているユーザは使用する際にnpm install
ではなくnpm add
を入力してしまっても、実行には問題が発生しません。すなわちyarnと併用するなら、常にaddを使っても問題ないということです。
個人的には、コマンドを素早く入力できる点から、npm i
を使用する予定です。ただし、状況によっては他の形式も有用であることを覚えておくと良いでしょう。