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みなさんはメモを何で取っていますか?
私は前までLogseqを利用していたのですが、最近はVSCode等のエディタでMarkdownとして取ることが多くなりました。
その際に他のメモアプリと同様に自動保存機能をつけたいのですが、プログラミング時はできれば自動保存にしたくないです。
そこで今回はVSCodeでMarkdownファイルだけを自動保存する設定をしたので備忘録として残しておきます。
設定方法
まず、VSCodeで特定のファイル形式だけを自動保存する設定は、settings.json
をいじることで実現できます。
settings.json
って何?という方は、VSCodeの設定画面を開いて右上の{}
アイコンをクリックすると開けますよ。
あるいはコマンドパレットでsettings.json
と入力すると出てきます。
ここで、Markdownファイルだけに適用したい設定は、"[markdown]"
の中に書きます。具体的にはこんな感じです。
{
"[markdown]": {
"files.autoSave": "afterDelay",
"files.autoSaveDelay": 1000,
},
}
files.autoSave
上記コードの"files.autoSave": "afterDelay"
は、ファイルを自動保存するモードを指定します。"afterDelay"
は一定時間経過後に保存するという意味です。
Visual Studio Codeのfiles.autoSave設定には、以下のようなオプションがあります:
- "off": 自動保存を無効にします。手動で保存する必要があります。
- "onWindowChange": エディターがフォーカスを失ったときに自動保存されます。
- "onWindowChange": エディターがフォーカスを失ったときに自動保存されます。
- "afterDelay": 一定の遅延(files.autoSaveDelayで指定される時間)後に自動保存されます。
- "onWindowChange": エディターが閉じられるときに自動保存されます。
別の保存条件を利用したい場合は上記のオプションを利用して設定してみてください。
fils.autoSaveDelay
"files.autoSaveDelay": 1000
は、どれくらいの遅延で自動保存するかをミリ秒で指定します。この例では、1秒後に自動保存される設定になっています。
他のファイルを修正する。
他のファイル形式を変更したい場合は同じように"[{ファイル形式名}]"
とすれば変更できます。
Markdownだけ保存しない
逆にMarkdownだけ保存したくない場合は、下記のように設定してください。
{
"files.autoSave": "afterDelay",
"files.autoSaveDelay": 1000,
"[markdown]": {
"files.autoSave": "off",
},
}
VSCodeを再起動する
上記設定でMarkdownファイルを編集しているときだけ、自動的に保存されるようになります。
もしかしたら設定がうまく機能しない場合もあるかもしれませんが、その場合はVSCodeを再起動しましょう。